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オフライン交流会 第2回「フィルムカメラに触れてみよう」 + 無料お悩み相談会 開催!

更新日:5月1日



2024年6月、過去の「大人の失敗談から学ぶ決断力トレーニング」に参加してくれた4名の高校生を対象に「オフライン交流会 第2回 フィルムカメラに触れてみよう」を開催しました!



世界では日々、技術の進化や作業の効率化などが進み、あらゆるモノの「速度」が大きくなっています。


様々な方の努力と検証による恩恵を私たちは受けているわけですが、普段飛ばしてしまっているその「行程」を、今回はあえて楽しむといった体験会を実施しました。


身近な撮影機材といえばスマートフォンですが、スマホで写真を撮るためには


①アプリを立ち上げる

②スマートフォンを構え、画面を見ながら構図を決める

③シャッターボタンを押す

④撮れた写真をすぐに確認する


という大まかに4つの工程があります。


さて、昔はどのように写真を撮っていたでしょうか。

今回はフィルムカメラを用いて参加者にその工程を体験してもらいました。



■ フィルムカメラとは?


別売りのフィルムをカメラ本体に入れて撮影することで画像を記録できるカメラ。最近では若者にも人気で、インスタントカメラの「写ルンです」や「チェキ」などが品切れになることも。



用意したカメラは標準的なフィルムカメラと、少し特殊な中盤カメラの2種類です。


どちらも工程は一緒で


①フィルムをカメラ本体に装填する

②フィルムを巻き上げる

③レンズ越しに被写体を確認し、構図を決める

④シャッターを切る


と、スマートフォンとそこまで工程に差はありません。

ただしスマートフォンやデジタルカメラと違って「手間」が大きく発生するのはこの後。フィルムカメラは決まった枚数を撮り終わった後、さらに現像をしないと実際にどのように撮れたかを確認する事ができません。


⑤フィルムを使い切る

⑥現像をする(自分でやる場合と、店に依頼する2種類)

⑦出来上がった写真を確認する


撮影枚数に限りのあるフィルムを使い、撮影後もすぐに画像を確認できない事から、フィルムカメラを使う方は「撮る」ことへの意識が変わります。

「撮影対象への思い入れ」や「撮影に対する心構え」がデジタルカメラとフィルムカメラでは異なってきます。


今回はフィルムカメラの体験会を通じて、デジタルでは味わえないアナログの魅力を感じる機会となりました。シャッターを切るたびに慎重な判断が求められ、すぐに結果が確認できないフィルムカメラの特性は、参加者にとって新鮮な体験でした。「効率を重視してすぐに答えを求める自分に気づき、無駄な時間を楽しむことの大切さに気づけた」という声もあり、日常とは異なるペースで物事に向き合う大切さを実感していました。




■ 体験後にはいつもの無料お悩み相談回


体験後には無料のお悩み相談会が行われ、進路や人間関係、夢に関するさまざまな悩みが共有されました。「すぐに解決を求めるクセがついていたけれど、悩む時間そのものに価値があると感じられた」との感想があり、参加者同士のディスカッションを通じて視野を広げるきっかけにもなりました。今回のオフライン交流会が自分の考え方を振り返り、他者の視点を学ぶ貴重な時間となったようです。






 
 
 

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